
島根大学松江キャンパスの近くにある、皮膚科専門の女性医師による診療所です。
赤ちゃんから年配の方まで、スキンケアから皮膚病の治療まで、皮膚のことでお困りのことがありましたら、どのようなことでも結構ですので、どうぞ、お気軽にご相談ください。
来院された方に、来てよかったと思われる診療を心掛けております。
生活保護、母子保健医療、障害者福祉などの公費負担を受けている患者さまにも対応しています。
公費負担を受ける患者に対して、どの公費が利用可能かを案内します。
健康保険では、保険が適用されない療養を受けると、保険が適用される部分も含めて、医療費の全額が自己負担となります。しかし、医療技術の進歩や患者のニーズの多様化に対応するために、保険が適用されない療養を受けても、一定の条件を満たした「評価療養」、「患者申出療養」または「選定療養」であれば、保険が適用される部分については保険給付が行われます。
このように、いわゆる「混合診療」を例外的に認める給付が保険外併用療養費です。
医学的な価値が決まっていない新しい治療法や新薬など、将来的に保険導入をするか評価される療養のことを言います。
○ 評価療養の例
「先進医療」の制度では、保険診療と保険外診療の併用が特別に認められています。
安全性や有効性など一定の条件を満たすと認められた「先進医療」を受ける場合、先進医療の技術にかかる費用は全額自己負担となりますが、診察など一般の治療と共通する部分の費用は健康保険の給付対象となるため、自己負担が軽減されます。
なお、先進医療の医療技術は、厚生労働省が定めた基準を満たした医療機関でのみ受けることができます。
患者さまからの申し出を起点として、国内未承認医薬品等の使用や国内承認済みの医薬品等の適応外使用等を、迅速に保険外併用療養として使用できる療養のことを言います。
○ 申出から実施までの流れ
患者さまがかかりつけ医等と相談のうえ、保険外の最先端医療技術と保険診療の併用を希望した場合、臨床研究中核病院または特定機能病院に申出を行います。
患者さまは治療の有効性や安全性等の説明を受けたうえで、臨床研究中核病院等が作成した意見書を添えて、国に患者申出療養の申請を行います。
国による審査期間は、先進医療では6ヵ月程度かかっていましたが、患者申出療養では原則6週間(前例がある医療については原則2週間)に短縮されます。
審査が認められると、申出を受けた臨床研究中核病院等で治療が行われますが、審査結果によっては、患者さまの身近な医療機関での実施が可能となる場合もあります。
特別な療養環境など患者が自ら希望して選ぶ療養で、保険導入を前提としない療養のことを言います。
○ (例)後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養
2024年10月より、ジェネリック医薬品がある先発医薬品(長期収載品)の処方を希望する場合、医薬品によっては、それらの薬価の差額の1/4相当が自己負担に加算されます。